お木樂工房





 5月30、31日に、愛知県東栄町で開催された、『チェンソーアート競技大会 IN 東栄 2009』に、ボランティアスタッフとして参加してきました。

 チェンソーアート競技大会は、2〜3年前から一度来てみたいと思っていましたが、都合がつかずになかなか行けずじまいでした。今回初めてチェンソーアート競技大会に来ました。というより東栄町に始めてきました。たぶん、私が住んでいる愛知県の扶桑町から県内で一番遠い所だと思います。

 高速を使って自宅から2時間半、新幹線なら東京―大阪が移動できる時間ですね。高速降りてからも結構遠くて、ぎりぎり予定時間に間に合いました。東栄町・・・・はっきりいって田舎です。でも、この雰囲気は嫌いではないです。

 到着したときはフリーカービングの前なので、チェーンソーの音もなく静かで、スタッフの方は準備をしていますが、それほどあわただしい感じもありません。フリーカービングが始まるとエンジン音が鳴りだし騒がしくなりだしました。初日の午前中はカーバーの方も全員そろっていなくて、徐々に活気がついてきたという感じでした。

 さて、ボランティアスタッフというと聞こえはいいですが、メインのお仕事はおが屑と木端のお掃除です。その他の時間は結構フリーな時間で、競技時間中は場内をうろうろして、ほかのお客さんと同じです。十分にカーバーの皆さんを見ることができました。

 また、夜はウエルカムパーティにも参加できて、皆さんといろいろなお話ができました。久しぶりに会う方や、初めて会う方、外国の方、スタッフの方など、みんな和気藹々と夜遅くまで続きました。

 翌日は、メインカービングが午前からあり、50台を超えるチェーンソーがいっせいにうなりをあげるすごい光景でした。有名なカーバーの方は開始10分くらいで『ツノがあるものなんだな』とか、なんとなく形が見えてくる方もいらっしゃいました。後半開始後の1時間、雨が降りカーバーの方はずぶぬれになりながらカービングをされている方もいらっしゃいました。後半終わりの1時間は雨も上がり競技終了を迎えました。

 その後、会場の後片付けや、オークションの作品の移動や、落札された方の車に積み込みしたりしていて、優勝の方以外の結果を良く知らないのです。(これから結果をネットで探してみたいと思います)

 今回ボランティアとして参加して、ボランティアの作業の説明を受けるときに説明してくれた方が、『皆さん楽しんでください。スタッフが楽しく仕事をしていないと見に来てくれた方も楽しめません』と言うようなことを言われたのがとても印象的でした。来年は競技会も10回となり、世界大会との事ですが、スタッフとして参加したと思います。皆さんも機会があったら見に来てください。