軽トラ 改造1

 さて、今回も指向がちょっと違いますが、軽トラを改造と言っても、マフラー交換したり、サスを交換したりとか言う改造では有りません。ラジオが鳴らない軽トラにカセットチューナーデッキを取り付けます。
 このカセットデッキは、フリーマーケットで200円で買ってきました。マツダ・デミオの純正デッキとのことです。 家にラジカセが無いので、テープに録音できないため、買う時にかなり悩みましたが、ラジオの代わりにと思い、購入しました。
 隣に写っているのは、ヤフーオークションで100円で落札したトヨタ車用のハーネスです。
 ハーネスを買った理由は、いろいろな色の電線が手に入るのと、端子がついているからです。
 さて、まずはデッキを改造します。なぜ改造か必要かというと、写真のコネクタは、車のメーカー、オーディオデッキのメーカーによって形状が違うため、通常は変換用のハーネスで接続しますが、200円のデッキに千円以上するハーネスを買う気にはなれないため、改造と言う手段に出たわけです。
 コネクタをペンチとニッパで取り外し、基盤に購入したハーネスをハンダ付けしていきます。これが大失敗!
 コネクタを外す時、半田ごてで基盤のハンダを温めて、コネクタのピンを抜きますが、半田ごてで温めると基盤の銅箔がはがれてしまいました。
 と言うわけで、写真を見てもらうとわかりますが、団子ハンダと、あっちこっちに線をハンダ付けする羽目になりました。
 なにはともあれ準備が出来たので、軽トラの小物入れを外して取り付けをしようとデッキを突っ込むと、、、、、なんと!入らないのである。
 原因は、小物入れ奥にあるヒーターの機器にデッキの奥があたり、デッキが入るスペースが無いのです。この事実を知った時、めまいとかなりの脱力を覚えました。
 しかし、目を回している場合ではないので考えた結果、現在ラジオが付いている場所に穴をあけるという暴挙に出ました。なんせ17年物の軽トラ!何も怖くありません。
 ドリルと、プラ用のこぎりとヤスリでゴシゴシ!バリバリ!
 写真は穴をあけたところです。左側は小物入れの穴です。
 穴をあけたのはいいが、デッキが入るかちょっと不安でした。でも入れてみるとギリギリ入りそうです。ヨカッタ!
 さて、電源の確保をしなければなりません。メイン電源はラジオの電源を利用し、アクセサリー(キーをひねると供給される)電源はウインカーの線をヒューズボックスの後で分岐し確保しました。この分岐のための部品が一番高かったかな。(4個で240円)
 デッキを接続します。ハーネスが短いため、接続するとここまでしか出てこないため、結構接続が大変でした。
 デッキを最後まで押し込もうとすると、また入らない!何でだろ〜〜と、よく見ると、デッキの上に出っ張りが2箇所ある。
 その出っ張り部分を削り(もちろんトラック側)、無事収まりました。ラジオも無事鳴り、これで長距離のドライブも楽しく出来る(だろうか?)
 せっかくのステレオですが、スピーカーは1個しかありません。そのうちもう1個増やそうと心に誓ったのでした。