御柱 木作りの小林さん

 御柱際はこの木落しの1ヶ月ほど後に、里曳きをして最後に建御柱を行います。里曳きはゴールデンウイークと重なり行けませんでした。小林さんから建御柱の写真をいただいたので、ご紹介いたします。

 この写真は秋宮1の柱で、里曳きされてきた御柱の末口を三角すいに加工しているところです。三角すいの一面を斧(よき)とチョウナで作り、残りの2面をハスクで作ったそうです。

 こちらは元口(丸太の太いほう)です。穴に入る部分の案内になる面取りを加工しています。小林さんの一人舞台ですね。しかし357XP−24インチバーが小さく見えるほど大きな丸太ですね。

 そして、建御柱の模様です。たくさんの氏子をのせたまま、御柱が建てられていきます。白足袋を履いて上の方に乗っているのが小林さんです。『建御柱に乗り燃え尽きた、そんな感じでした』と本人談。

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